やはりクサッテタ

 今日、大学セーキョーのバイトの研修を受けてきた。まだ採用された訳ではなく、今回の研修でバイトに申し込んだ学生同士でディスカッションをさせ、その様子で採用するかどうかを決めるらしい。


 適当にテーマが与えられて、それについて適当に自分の思ったことを言って適当に終わらした。ディスカッションが終わって、研修の最後にそのバイトの責任者らしい人が得意げになんかほざいてた。



 ほざいてたことをまとめれば次のような感じだ。


 将来、企業に就職するときにもこういうディスカッションをさせられることはよくあることで、このとき試験官は議論の内容はあまり聞いてなく、話す様子を見ているらしい。その議論の様子を見て一緒に仕事がしやすいかどうかで判断するらしい。そして、その議論で相手をコテンパンにやり込めたらその人は採用されず、相手の意見に同調するやつは一緒に仕事がしやすいらしく、受かりやすいとか。あと、自分の意見を主張し相手を引かせると、試験官まで引くからやめた方がいいとかもほざいてた。
 自分がこの話から受けた印象としては、自分の主張はせずに、おとなしく話を聞いてろって感じだった。



 つまり、その場の空気を読んでなんでもハイハイ言ってろってことか。誰の意見が合っているとか、間違っているとかはどっちでもよく、自分の意見などは価値がないってことか。間違っていると思った意見に対して「間違っている」と言うことはダメってことか。

 やはり、こんな思考をやめた人間ばかりが企業に採用されているのか。自分で考えるウザイやつはいらんってか?そんなんだからいつまでたっても日本はダメなんだろーな。


 その点で、自然を解明する科学者という職業は「真実は、いつも1つ!」なこともあり何が間違いかをはっきり主張できる、というか主張しなきゃいけない、まともな(語弊があるかも)というか、魅力的な職業だと思う。
 社会に出たことがないガキがあまいこと言ってると思われるかもしれないが、というか実際そうかもしれないが、そうだとしたらやはり絶対にサラリーマンにはなりたくないな。