学芸員

 そういえば1年生のとき、学芸員の資格を取りたくて、大学に取り方を聞きに行ったことがある。

 学芸員とは博物館などで働くのに必要な資格のことである。詳しくはwikipediaとかで調べればいいんじゃない?


 うちの大学では、たしか文学部か教育学部(正確には覚えてない)の人は取れるけど、理学部の人は取れないみたいなことを言われた気がする。

 でも、どうしても取りたいのなら、その文学部だったか教育学部だったかのカリキュラムを一緒に受けていいか担当の教官に聞いて、オッケーだったらそのカリキュラムをこなして、取るっていうやり方もあるよ。みたいなことを言っていた気がする。

 でも自分は、もし大学行ってるついでに学芸員の資格が取れたらいいな程度だったし、どうしても学芸員の資格が欲しい訳じゃなかったから、それ以上調べなかったし、取ろうとしなかった。

 だって、担当の教官に他学部のヤツが頼み込んでいくんだから、その理由は「将来博物館で働きたくて、学芸員の資格がどうしても欲しいんです!!」くらいじゃないとダメだろうと思ったけど、実際は「興味本位です。」とか「学芸員の資格を持ってたらカッコいいからです。」とか「教授になれなかった時の逃げ道を作っとこうと思って。」くらいが本音だったしな。

 それに専門の授業とかぶったらイヤだし。


 どうして学芸員の資格を取ろうと思ったのかと言えば、うちの大学の物理学科では教員免許が取れるんだけど、自分は取る気がなかった。「教員免許なんていらないけど、他になんか面白そうな資格はないかなぁ」って調べてて、学芸員の資格のことを知ったので、「教員になるくらいだったら、学芸員の方がなりたい!」と思ったからだ。

 その頃、クラスの半分以上が教員免許を取るつもりでいたし(今はどうかわからないけど)、自分は取らなくて大丈夫なのかと不安になっていたのもあった。


 なんか、前にネットで調べたら、博物館に勤めることが確定してから学芸員の資格を取るっていうやり方ができるらしいから、実際は資格を持っていなくても全然かまわないって感じだったし(これは確かな情報ではない)、別にいいかな。


 なんか最近博物館で働くのもアリかなって思ったり思わなかったり…