消滅演算子

もう半年以上も前の話だが、大学入学祝いに買ってもらった(多分)ウチのiPod第4世代20GBが逝った。原因は接続解除せずにケーブルを抜いてしまったことによる。周知の通り、iPodの修理費は新しいのが1つ買えるほどに高い。なので修理に出すことはしなかったが、だからと言って捨てるわけにもいかずに長い間放置していた。

放置した後また充電すれば直るとか、強打すると直るとかいろいろ聞いたのでやってみたがうまくいかず。そうこうしているうちにさらに、iBookに繋ぐとチュンチュン言って画面にiPodの目が×になった奴(sad iPodというらしい)が出始めたので、「あぁ、もうiPodは遠くへ逝ってしまったんだな」とあきらめていた。


そして今日、工学部の友達と、自分のipodのバッテリーを自分で交換したとかしないとかいう話をしていて、ふと思ったのだ。どうせ置いといてもゴミになるだけだし、バラしてみるかと。


勉強中に一念発起し(ダメじゃん)、ネットで情報をかき集めてから、いざ分解!!集めた情報にもあったが、iPodはまず開けるのが大変である。情報によると、テレカを使うとか、専用のオープナーがあるとのことだったが、そんなのはよくわからなかったので、画鋲の入ってるプラスチックケースのふたの爪の部分を加工して自分でオープナーを作った。それを使ってなんとかこじ開ける。その後、バッテリーコネクタを抜いて、ふむふむと眺める。こいつがいかれたHDかと。ネットで調べたら、HD交換してる人もいたけど、自分にはそんな金はない。それ以上やることもないので、バッテリーコネクタを繋いで元に戻した。

これでsad iPodが消えるわけがない!ヤツはそんなやつじゃない!と思いながらも、かすかな機体を胸にiBookに繋いでみる。するとどうだろう!!いつものチュンチュンが鳴らず、画面には「接続を解除しないでください」の文字が!!ただ、ふたを開けて閉めただけなのに!!奇跡とは存在するのです(←原因の追及を放棄)!!直ればいいのさ!!




ふふふ…これで実家に帰省するときもウキウキです。通学中に英語の勉強もできます。ありがとうございましたっ!!



…勉強しなきゃ。