思い出しかけていたものは意味のつてを失い、そのままどこかに消えてしまった。永遠に。

世界のありようなんて、自分の心の状態でどうにでもなってしまう。

そして、自分の心の状態なんて、脳内の化学物質の分泌状態でどうにでもなってしまう。

結局のところ、形があろうがなかろうが全ての物がクソだ。

どんなに魅力があるように見えても、結局クソだっ。

逆に言えば、クソもクソでなくなるということであるのかもしれない。



全てがくだらなく思えて、太陽が爆発して地球が消し飛んだらいいと思ったけど、太陽は赤色巨星になって膨らんで、その後白色矮星になって、爆発はしない。そして地球は、太陽が膨らんでいくときに大気が吹き飛ばされて、海が干上がり、生命が終わるらしい。
最初にこの結末を知った時、すごくがっかりした。是非とも太陽の爆発を光で確認すると同時に吹き飛んで終わって欲しいものだ。
それまで人類が生きていないとかつまらないことは言わない。なぜか地球の最後を人類に見届けて欲しいと思ったりする。