マネキドリは謡う

車校にて初めて自動車なるものを運転してきました。カーブを曲がる時にハンドルを45°以上回そうとすれば、さらに手を持ち替えなければならなくなるが、この持ち替えが難しい!っていうか、曲がれればなんだっていいじゃん。まぁ、結局全ては慣れで片付くんだけどね…


8月最後の図書館バイトでした。これから1ヶ月はバイトなしです(おかねない)。
返却された本の中に『生ける宇宙』アーヴィン・ラズロ著って本を見つけて、ぱらぱらふむふむ目を通したんだけど、こいつはどうも胡散臭い。「気をつけろ」と囁いていました。私のゴーストが。調べたらかなりエラそうな人だったけど、まず、肩書きの「未来学者」って何??それに、内容が楽観的すぎて読んでて腹が立つ。たしかに、「宇宙は分離した個別の事物によって成り立っているのではなく、万物は相互結合し、神秘的なまでに正確に微調整され、首尾一貫性を保っている」っていう考え方は面白いし、そこらへんがベルの不等式の破れとかの事実からもたらされているのもわかるけど、結論を勝手に決めつけ過ぎでしょ。近代科学の上辺だけ取り入れた新手の宗教だよ。
本の後半には他の研究者(科学者もいる)がアーヴィン・ラズロを援護する傍証としてのエッセイが載っていたけど、この人は結局科学者ではないんだよね。表紙に騙された感が否めない。というか悪意すら感じる。
ただの新しい宗教として語っているんだったら、別に何を言おうが気にしない。しかし、コイツの主張には黙って見過ごせない部分があった。つまり、科学者でないコイツの言う事を科学が裏付けしているような書き方がされていた(と思う)けど、科学はそんな結果を導いてはいない。なんか、無意識下で科学を利用しているような、そんな胡散臭さを感じた。

個人的に、ペンローズは応援したいと思うけど、アーヴィン・ラズロは嫌いだな(何様目線)。比べるのも不適切なんだろうけど。

あと、ピーター・ラッセルって誰だっけ。どっかで聞いた事あるんだけど思い出せない…