サイバーパンク!!
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
- 作者: フィリップ・K・ディック,土井宏明,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/03/01
- メディア: 文庫
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意外とすらすら読めました。普通に面白いです。一般にはサイバーパンクではないととらえられているようですが、雰囲気がそれっぽい。らしい…(?)
そして
- 作者: ウィリアム・ギブスン,黒丸尚
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1986/07/01
- メディア: 文庫
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うひょ〜〜〜っ!これだよ、求めていたのは!って感じの世界観です。マトリックスや攻殻機動隊のあれは、ここら辺が原点なのですね!?電脳空間やマトリックスに没入(ジャックイン)したり、操作手(マニピュレータ)が唸ったり、目を盗んだり…。話の内容は正直最初と最後しかわからなかった(多分、一回読んだだけじゃ描写に使われる単語の意味が分からないと思う)が、それは置いといて、この強烈な世界観を味わうだけで相当興奮しました。
「フラットライン」ってやつが、没入すると話しかけてくるんだけど、こいつがなんなのかいまいちわからなかった。人の名前かなって最初思ってたら、主人公が「フラットラインしそうになる」って場面が出てくるし、よくわからない。攻機でいう「均一なるマトリックスの裂け目の向こうに行っちまう」ことが、この「フラットラインする」ってことを指していたのだろうか…
その他にも、攻機とマトリックスが影響を受けたっぽい箇所がいろいろ。出てくる機器のメーカーが日本の企業らしい名前をしているところとか、「氷(侵入対抗電子機器)(アイス)→防壁」とか、遅効ウィルスとか、攻機だし、電磁パルス兵器とか、ザイオンとか、電話かかってくるのとか、マトリックスだし。ウィリアム・ギブソンすげーよ。
あと忍者出てきた。千葉シティも。
次はクローム襲撃かなー
ついでに最近手に入れた攻殻機動隊のマンガです。絵がある分描写の理解は多少楽ですが、会話の内容や設定は相当に深いです。僕は先にアニメを全て見尽くしたのですが、アニメ版に使われたらしきいろんなシーンを見つけるのも楽しみです。
攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER (KCデラックス)
- 作者: 士郎正宗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/06
- メディア: コミック
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- 作者: 士郎正宗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/06/28
- メディア: コミック
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攻殻機動隊―バイリンガル版 (Kodansha bilingual comics) (講談社バイリンガル・コミックス)
- 作者: 士郎正宗,フレデリック・L.ショット
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
- 発売日: 2002/09/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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