何を覚える?
このペースでいけば、砂川さんの電磁気学が明日にも終わりそうだ。
電磁気の復習で新しく学んだ事
- マクスウェルの応用テンソル
- 静止している座標系と運動している座標系から磁場(電場)を見た時に矛盾が生じるが、これから特殊相対性理論に繋がっていくこと
- 電磁誘導のところで、ノイマンの式から一方ではファラデーの誘導法則が導けて、もう一方ではローレンツの力が導けるが、これはつまり、起電力の原因が違うと考えられる二つの現象が同じノイマンの式の形をしているということ
- 運動量保存則、エネルギー保存則は、電磁気学に電磁場を導入して、それも含めた、現象に関係のある要素全てについて考えないと成り立たないから、力を近接作用として説明して成功したこと
- ローレンツ・ゲージにおける電磁ポテンシャル
3について、
(ノイマンの式)
は、コイルを動かさずに貫く磁束を変化させるとき
(ファラデーの誘導法則)
が原因であり、コイルを動かして貫く磁束を変化させるとき
(ローレンツの力)
が原因である。なぜ違う現象だと考えられるのに、一つの式で表せるのか分からない。らしい。
3,4は、最初は当然のことだと思って素通りしていた。
5を使えば、マクスウェルの方程式の解き方が分かりやすく整理される。
マクスウェルの方程式くらいは当然覚えなきゃいけない。他に覚えるべきことはなんだろう。ローレンツ・ゲージにおける電磁ポテンシャルとかこの先必要かな。