iBookG4にlinux(多分ubuntu)デュアルブート その1


ネットに繋がらない繋がらない事件から早2日。

そこでいろいろ思ったことがある。


発端は、macに電話したとき、オペレータの人に起動中に「option」やら「r」やらなんやらのキーを押すように言われ、やってみたところ起動のデフォルトがTigerだったのがPantherに変わってしまったことです。最初は戻し方がわからず、しばらくは起動中に「option」を押し続け、自分で起動するディスクを選んでいました。実はこれを元に戻すのは簡単で、「システム環境設定」から「起動ディスク」を開き、そこで起動ディスクを選ぶだけなんですが、すっかり忘れていました。

あと、他にも前と変わってしまった点があって、ネット接続が未だに自動でできないことです。あれからは、「必要なときに自動的に接続」にチェックを入れているのにも関わらずfirefoxを開いても接続されません。接続するには右上の<…>でいちいち接続してやらなくてはならないのです。


今は大体こんな感じです。


で、思ったのはまず、そういえば僕のiBookG4は4年前に購入したときからTigerPantherの2つを半々に区切ったパーティションに入れていたんですが、このLeopard時代にPantherいらねー。ってことです。

全部で60GBなので今は30GBづつに分けているのですが、どうせならPanther消して、linux入れたい。それもTigerlinux=40GB:20GBくらいで。それにはパーティション自体を構成し直す必要があり、Tigerも全部入れ直した方が良い気がします(てか、今のTiger残したままパーティション構成し直すってできるのかな?)。このままだとネット接続もめんどくさいままだし。
データのバックアップは外付けHDDがあるので問題なしなのですが、それにしても全消しは勇気がいる。ネットと接続出来ない状態はもう一瞬でも味わいたくないです。



でも失う事を恐がっていては何も得られないので、全消しの方向で進めていきます(この決心に丸1日を費やした)。

まず、やるべきなのは何と言ってもPowerPC用のLinux探しです。ちょっと調べるとubuntufedoravineでそれらしきものを発見。試しにubuntu6.06.1のisoイメージファイルをダウンンロードしました(古い方が確実かな、とか思ったので)(ちなみにdesktop CDです)。
これをCDに焼くには、

  1. まず「ターミナル」にopenssl md5 (最後に半角スペースを入れる)と打ち、isoファイルを直接「ターミナル」のウインドウにドラッグする。で、「Return」キーを押す。これでmd5が出てくるので確認。(ファイルが大丈夫かをチェックするのが目的らしい。詳しくは知らない)
  2. その後「ディスクユーティリティ」を起動し、そのウィンドウにisoファイルをドラッグする。左のところにイメージが出てくるから、それを選択して「ディスクを作成」をクリック。あとは待つだけ。

で、作ったCDで起動してみた。起動時に「c」を押していればOK。
なんか真っ黒の画面に英語が出てきてかなり焦りましたが、boot:の後に「tab」を押すと選択肢が表示されるので、その中のlive-powerpcをタイプすると、ちゃんと起動しました。iBookなのに!←感動
英語のデスクトップが現れました。試しにinstallしようとしたのですが、キーボードの配置に日本語版がないし、パーティションのやり方もわからなかったので、不安になり一旦退却して今に至ります。ふぅ〜、かなりの冒険をしてしまいました。


今後はvineubuntuの新しいやつのCDも作って(fedoraはCDにすると7枚くらいになりそうで、めんどくさいからちょっと保留)、様子を見て、入れるディストリビューションを決めて、今入っているのを全部潰してパーティションを再構成して、MacOS10.4を入れ直し、落ち着いたら、linux入れて終わりって流れでいきたいと思います。



その2に(多分)続く