『opencvなる技術を使えば「コンピュータの目」を作れるそうです。』
opencvをiMac(Mac0SX 10.5.8)に入れました。
OpenCV(Open Source Computer Vision Library)は、ビジョンアプリケーションを素早く構築できることを目的とした、CとC++で書かれたコンピュータビジョンライブラリ(複数のプログラムの集まり)のこと。
これを使うと、いろいろ面白そうなことができるらしい。
http://journal.mycom.co.jp/column/osx/203/index.html
橋本商会 » OpenCVのhaar-like特徴分類器の確認ツール
ということで、調べるとどうやらMacでも動くらしい。
OSX で OpenCV を試してみる - minorio のプログラミング・メモ
http://www.vogue.is.uec.ac.jp/~den/OpenCVForMac.txt
http://www.imlab.sie.dendai.ac.jp/~odate/pukiwiki/index.php?OpenCV%20on%20Mac%20OS%20X
自分は最初、MacPortsを使ってインストールしようと試みた。
MacPortsでステキなUNIXツールをインストール - はこべにっき ♨
MacPortsをインストールしてから
$ sudo port install opencv
して、待機。1時間後に見てみるとターミナルが全く動いていない。その時点で、インストール途中で止まってしまったように見えたが、とりあえず寝る。次の朝見るとやはりそこから動いていない。ログを見ると、最後の行は
-
-
- > Attempting to fetch gettext-1.05.tar.gz from ftp://ftp.cpan.org/pub/CPAN/modules/by-module/Locale
-
となって止まっていた。原因不明なので、この方法はとりあえず諦めた。
路線変更して、finkで必要なファイルを入れてから、opencv-2.0.0のソースコードを入手して
./configure
make
sudo make install
してみた。
参考にした(というか、まんま実行してみた)のは
http://www.vogue.is.uec.ac.jp/~den/OpenCVForMac.txt
するとちゃんとうまくいきましたよ。
サンプルのプログラムもちゃんと動きました。ブログやyoutubeでよく見る顔認識が出来てます。ただネットから落としてきたものを無機的に実行しているだけだけど感動しますね。自分の中では「コンピュータビジョンとは、カメラからのデータを用いて情報を抽出したり、データを加工したりすること。」くらいの認識。人間にとって一番分かりやすく影響を与えやすいのは視覚に関すること(画像、動画)であるわけで、これらに関してコンピュータが何を出来るのかという問題は、結局コンピュータに何が出来るのかという問題の大きな部分を占めると思う。
以下、動画じゃないのでいまいち感動が伝わらないと思いますが、そのときのスクリーンショットを載せます。
iMac本体付属のカメラを使って、白黒の動画を撮る。
たいしたことしてないのに、めちゃ時間かかりました。主に、MacPortsを用いたインストールの待機とうまくいかなかった原因の究明という、最終的に意味の無いところにかかったわけですが。
根幹がわかってないので、エラーの原因究明にムダに時間がかかってしまいますね。
なにはともあれ、あとはC言語でプログラムを書くだけ。宇宙論の勉強の合間にやっていきます(出来るかなー)。
詳解 OpenCV ―コンピュータビジョンライブラリを使った画像処理・認識
- 作者: Gary Bradski,Adrian Kaehler,松田晃一
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