絶対許さない

最近はAndroid日記になりつつあります。そろそろ落ち着いてくるとは思いますが、またあんどろいど関連。今回はiモードのメール設定についてです。説明というよりは半分(以上)愚痴になってますので、別に読まなくていいです。








iモード.net の契約をDSでしてきました。これはiモードのメールアドレスが取得出来るサービスで、メールはパソコン上で確認出来ます。今のところドコモのスマートフォンではiモードに接続できないので、普通はiモードとそのメールの契約は解除します。しかしどうしてもiモードのメールアドレスが欲しい場合、パソコン上でメール確認ができるiモード.netというサービスでアドレスを持つこともできるわけです。しかしながら、スマートフォンでこれを使用しようとすると、いくつもの障害が待ち受けているのです。




まず、料金。スマートフォンのネット契約はiモードとは関係ないので、また別でiモードの契約(使用料315円/月)とメールの契約(iモード.net 210円/月)をしなければいけません。合計525円/月がプラスされます。この他に、メールの受信方法によっては定額通信に含まれないパケット代も発生する可能性もありますが(後で説明)、パソコン、スマートフォンで受信する場合は525円で抑えることが出来ると考えていいです。サービスに伴って料金が増えるというのは(額は別にしても)普通ですね。
問題は以下の設定のし難さと、不便さです。確実にAndroidユーザーのことなんてこれっぽちも考えてないってのがわかります。




次に、設定方法。まず、webサイト『My docomo』(ネット上で携帯の使用料を確認出来たりする)で登録しなきゃいけないんですが、iモードの契約してないとこれができません。

じゃぁ、スマートフォンだけ契約してる人は一生出来ないじゃん。ドコモに電話してみると、アカウントとパスワードを郵送か、もしくはDS(ドコモショップ)行ってそこで発行してもらうかしかないらしい。こんなことはまだまだ序の口ですよ。まぁ今回は最終的にiモード.netの契約をするのが目的なのでどうせDS行く必要があります。DSに行きましょう。そこでDSに行って聞いてみると、案の定店員は「そんなこと出来ませんよ」感バリバリ出しますが、「電話で聞いたんですけど」と言うと少々待たされてから、不安な表情のおねいさんのいるカウンターに案内されます。そこでiモード.netの契約をします。ここで、My docomoにログインする為のIDとパスワードが貰えます。自分はついでにmy docomoの料金明細の事とかいろいろ質問したのですが、Android携帯が関係してくると基本店員は知らないことばかりなので、すごく待たされました。店員によると思いますが、基本的に時間がかかるので最初からそのつもりで行きましょう。それか、事前にネットで調べて、DSではいっさい質問なしで契約だけするのが一番早いかもしれません。契約すると、「出来ました。さようなら」です。その後何をどうすれば使えるようになるのか説明なしで帰らせようとしてきます。聞くとさらに時間がかかりますが一応説明はしてくれます(全部で約2時間かかった)。『ご利用ガイドブック』という冊子も貰いました(FOMA編なので肝心なところが書いてないけど)。結局、その後どうすればいいのかというと、まず家に帰ります。で、iモード対応機種(機種変前機とか)に自分のFOMAカード入れて電源入れておきます(メール関係でiモード対応機種は今後も使うことがあると思うので、前機を捨てないことをお薦めします)。そして、windowsのIE6 or IE7 からMy docomoのサイトにログインします。IEから。Internet Explorer…。FireFoxSafariじゃダメですよ。まさか、IE以外のブラウザを使ってる人なんでいないよね。そんなやつはdocomoやめちゃえばいいよね。最悪、IE使ってない人がいたとしても(いないと思うけど)windowsには標準で付いてるわけだから問題ないよね。windows…。まさかMacLinuxなんて使ってるわけないよね。そんな人はdocomoやめればいいよね。………もう2009年ですよ。いい加減にしてください。まさかね。自分の目で見るまでは信じられなかったな。『My docomo』でログイン→『パソコンでiモードメール』の次に、IEじゃないと入れないなんてね。マカーにとっては致命傷にもなりかねない障害を乗り越えられたら、次は『利用する(お申し込み済みの方)』に行きます。

するとワンタイムパスワードというものが発行され、前にFOMAカード入れたiモード対応機種にメールが届きます(ちなみに、このメール受信は定額通信に含まれないので、別にパケット通信料がかかります。この方法で受信すると別にお金がかかるわけですが、普段、パソコン上、スマートフォン上で受信する分はかからないはずです)。そのメールにはパスワードとそれが有効な時間が書かれてます。そのパスワードで.netにログインします(メール受信から.netにログインは素早くやってください。ぐずぐずしてるとそのパスワードは無効になります)。重要なのは、このログインする画面で「今後はパスワード確認しない」的なやつを選んでからログインすること。これで、今後はワンタイムパスワードが要らなくなります。目的は「今後はパスワード確認しない」設定をすることだったので、もうログアウトしていいです。次は、iモード対応携帯にカードを刺したまま、(自分の機種の場合)『メール』→『メール設定』→『受信・表示設定』→『メール選択受信設定』→『ON』にします。メール選択受信について詳細はiモードメール | サービス・機能 | NTTドコモ。ここまできたら、やっとAndroidアプリ『IMoNi』を投入します。このアプリすごいです。自分はこれを使う為にiモードメールを契約したようなものです。あと、ドコモのクソ加減を改めて体感するためでもあります。ドコモの使えなさをここまでアプリで補えるんだと実感できますよ。IMoNiをマーケットでダウンロードしたら、起動させ、My docomoのIDとパスワードを入れればOKです。これで、IMoNiアプリを使って、Android携帯からiモードメールの送受信ができるようになりました。受信の確認は、完全なプッシュメール機能というわけにはいきませんが、自動で15分おき〜6時間おきまで設定が出来ます。受信すると着信を知らせてくれますし、ほぼ携帯メールの機能を補完できてると思います。特にすごいのは絵文字の表示、入力が出来る点だと思います。これ作った人はすごいね。




ここまでで契約完了です。
これで万々歳かと思いきや、使用に関して気をつけるべきことがあります。受信メール数の制限があるということです。iモード.netは、受信メール最大10Mバイト、または最大1000通以内、送信メール最大4Mバイトまでiモードセンターに保存することができます。ここで問題なのは、スマートフォンからiモード.netを利用する場合、スマートフォンでいくらメールを受信してもセンターに溜ったメールは減っていかないこと。つまり、スマフォのみでメールを使用する場合、来たメールは消えずにどんどん溜っていき、基本的に1000通受信したらもう受信することができなくなります。
センターに溜ったメールを消す方法は2つあります。
一つはiモード対応機種にSIMを差し替え、センターのメールを消しにいく方法。iモード対応機種で受信すればセンターのメールは消えます。ただし、このときの通信料はBiz放題の中に含まれません。こうなると、めんどくさいだけでなく、大量のパケット通信とそれに伴った料金が発生します(あらかじめ、センター問い合わせ時にどのメールを受信するか選択できるように設定をしておけば(メール選択受信設定をON)、大量に溜ったメールを受信する前に削除することはできます)。
もう一つの方法は30日待つという方法。30日間センターに保存されたメールは削除されます。なので、30日間で1000通受信しない人にとって、この1000通しか受信できないルールはさほど問題でないように思われるかもしれません。しかし、ここでも落とし穴が用意されてるんですねぇ。メールを受信するときは、毎回契約したIDとパスワードでログインする必要があります。これはIMoNiを使用した場合でも同じです。そして、一回ログインするとその度に通知メールというものが受信され、これがセンターの受信メール数を圧迫していくのです。つまり、例えば1時間毎にログインするとするとそれだけで1ヶ月で24×30=720通が受信され、数100通程度の受信でも十分に問題になってくるわけです(ただ、この通知メールに関しては、iモード対応携帯での受信にパケ代はかからないらしいです)。
なので、iモードメールをわざわざ契約したいと思う人の大半は、1ヶ月に1回以上はメールを自分から消しにいくという操作を実行しなければいけないのではないでしょうか。
ちなみに、iモード.netのページからメールを削除してもセンターに溜まったメールは消えないらしいです。




通知メールと削除のし難さのコンボは強力ですね。わざとなんですかね。
最初にこれだけの設定をしてしまえば、後は基本IMoNiをいじるだけでiモードメールが使えます。常に受信メール件数を気にして、ログイン回数を出来るだけセーブして(IMoNiでの確認回数も)、心配になったらiモード端末からメールをまとめて削除していくという感じになります。こんなメールサービスに月500円追加で払えと。しかも、なんとか実用に足りる仕様になっているのは、docomoとは関係ない開発者が無償で提供しているアプリのおかげというドコモのクソ具合。




いやー、相変わらずひどいですね。いったいどこまで期待を裏切ってくれるんですか、NTTドコモ様は。分かってたけど。



いろいろ書きましたが、最終的にドコモだけは絶対許さないってことだけ伝えられればいいです。



参考サイト
プロなら絶対に保存するべき有益すぎるバイナリーオプション一括査定 車買取
2009-11-14