トンネル効果とか?

 
ぜっっっっっったいにおかしいわ。
在学証明書2枚発行して、適当な無料の冊子に挿んで自宅まで持って帰ってきて、鞄から出して挿んであるの確認した。
そんで証明書を入れる封筒探してたら、その間に証明書が2枚とも消えた。ありえん。こんなこともあろうかと1枚余分に発行したのに意味なかったし。
まぁいいけど。
 
 
 
 

魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)

魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)

 
多分学部の時に買った本。
 
タイトル見てトンデモ本を期待したんですが、意外と真面目。というか、ちゃんとした科学者が書いてる本でした。
著者は、
「ビスケットを崩壊させずに紅茶に浸す方法についての研究で1999年イグ・ノーベル賞・物理学賞を受賞。」 
らしいです。
本の内容をまとめると、科学で分からないこともあるけど、出来る事もある。みたいな感じ。
ほとんどの話は科学史の紹介で進んでいきます。避雷針の形状はどんなのがいいのか、てかそもそも避雷針って何してんのか知りたい人は読むといいと思います。魂の重さを測る実験の話から始まって最終的にヒッグス粒子にまで触れてくれる(一言二言ですが)面白い本です。
最後に科学は信仰を持つとも言っているけど、全くその通り。
実験と予測が調和していれば確からしいとか、真実は単純だとか、人間の勝手な信仰。科学のこの部分は個人差があって、科学者の個性が現れる部分であると思う。結局科学は宗教と同列なのかもしれない。そのことを認めない限り科学に解けない問題は解けないままなのかなぁと思ったりする。
 
そういえば、
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110202091841.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f

一般相対論で三体問題を解いた24歳がニュースになってた。
こんな基礎分野で未だにこんな発見ができるなんて。頭良いのはもちろんだけど、卒論からこういうテーマを選んで研究を続けて博士課程で論文出したってことがすごい。